興味シンシン丸 [モチベーションアップ]
展示販売ってあるじゃない。
包丁とかスライサーとか何かと便利なのをオッちゃんが売ってるやつ。
スーパーとかの催事場とかでホラ、見ない?
あれが好きでさ。
実際たいして要らないってことは重々承知なんだけどね。
だけど、あれやってると「おっ」って感じで寄って行っちゃう。
するとね、面白い事に気付いた。
俺がね、興味シンシンで観てるとね、だんだん人が集まってくるんだ。
全身から「ナンダロー?光線」が出て、周りの人たちが吊られるんだと思う。
実際、販売員のオッちゃんに「に~ちゃんが居ると人が集まるからもうちょっと居てくれ!」って頼まれた事がある。
どうやら業界用語で「桜」じゃなくて、なんて言ったかな~、「掴みの1人目」のこと、なんかあるんだ。
それに「最適」らしい。
俺、入り込むとリアクションしちゃうしね。
「皮むき器」の取っ手にジャガイモの芽を取れるようになってる機構が付いてるのを説明された時に思わず「お~!」って口ばしってしまったら、オッちゃんに「そこまで感心されることでもない!」って言われちゃったくらいだ。
でも、あんまり買ってないよ。
止められるんだ、代表に...
掃除機の先端ノズル、4千円くらいのを買おうとしたときに「羽交い絞め」にされて以来、それがトラウマになってて...
面白いもので「なんでも」理由付けて買いそうになるんだ。
「ウチの掃除機にウマく付かなかったら実家に送ってあげよう!きっと喜ぶ!」とかさ。
なんてことはない、マジックテープ?いや、エチケットブラシが裏に付いてるってだけなんだけどね。
要するに手にとって実際に「やってみたいんだ!!」それだけだ!!
それの何が悪い!!
あ~欲しい!
アレさえあれば絨毯の髪の毛、まんじゅう(ウチによく来る野良猫)の毛、生きとし生けるもののダニの屍骸、フン、ハウスダスト、エヴリダスト!!なんでも吸い込むぞきっと!
しかも「今お使いのこの掃除機でだ!!」
いかん、書いてるだけで欲しくなる。
そう、「生活便利Goods」が好きなんだ。
なんか、だんだん頭が麻痺してきて、その「あってもなくてもいいようなもの」が俺の人生を幸せにしてくれそうな幻想を抱かせてくれるんだ。
現実のショッピング中毒にはなってないけど、なっちゃう人の気持ちはちょっと分かるよ。
そういう「勘違い」を施すような宣伝で溢れかえってるもんね。
俺の場合「便利」とかのアイディア用品が大好きなんだ。
まー、買うんじゃなくてもその辺のオーラが出てるんだろうね。
変な「鍋」とか売ってるとマジマジと「なぜコレは便利なのか?」って食い入るように見ちゃうんだ。
「ふきこぼれない」ってことがそんなに主婦にとっては素晴らしいことなのか?とか考えさせられる。
「買わない客」でもオッちゃんたちは「大歓迎」だってこともちょっとは知ったし、だから堂々と見てもいい権利があることは理解したし。(要するにちょっと悪いなーと思ってる。)
ネクストステップとしては「このオーラ」を自分たちが演奏してる時に醸し出せるかどうかなんだけどな~。
もし、出せたら、お客さんが沢山寄ってきてくれるのにな~。
よし、これからは俺が商品になり、最初の客になろう!
目には見えない「分身の術」を身に着けよう!
よし、それを目標にしよう!
なんだこの結論?
まーいいか。
バンド名の由来話だったのか!!?
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