俳優の名前なんてどーでもいいんだ！

「交渉人」って映画がやってた。

偶然始まって３分ぐらいでテレビを点けた。

モーガンフリードマンじゃなくてサミュエルエルジャクソンが主役だった。

３０分過ぎにもう一人の主役が登場～！！

よ～く見る顔だ。

あっ！あの人だ！！

代表と一緒にいつものクイズのゴングが鳴った。

「ケビンだ！！」俺の先制ヒントが飛び出す。

俺はケビンが苦手なんだ。

例えば皆さんご存知ケビンコスナー！（敬称略）なんだかスターっぽくないよね～。

だいたいケビンってそうなんだ！？

ベーコンブラザーズとして歌まで歌ってたケビンベーコンもなんかどっかに居そうなタイプで透明人間にピッタリだ。

そして、なぜか俺の中ではケビンなヤツ＝パチンコの宣伝で有名なニコラスケージ！（モト冬樹じゃないぞけっして！）もそうなんだ？？？

そう、なぜか主役を張ってるどこかイケてない俳優がケビンなんだ！俺には。

チョッとスター性があるとカルキンとかになってチョッとケビンとは一線を画すんだ？

その、さっきの映画は意外と面白くて集中したいのに、ケビンがハッキリしない時間が過ぎていく。

セブンの犯人！！（俺）

アメリカンビューティーの人！！（代表）

もういい！俳優の個人名なんかストーリーには関係ない！むしろこういうよく出来た映画には邪魔なだけだ！

だから、一つの役が大当たりした俳優は後にその色眼鏡で見られるから長く続かないんだ！

とかなんとか言いながら忘れたフリをして数分後。

ケビンスペーシー！！！

代表が誇らしげに鬼の首でも取ったかの様な顔で叫んだ。

そこまで勝ち誇らなくてもいいだろ～！と突っ込むと

「いや、自分に勝ったんだ！！それだけ！！」と興奮冷めやらぬ顔で答えてた。

俺もチョッと悔しいから「ケビンは合ってた！うん！あれは絶対ケビンなんだ。」と訳の分からぬことを言った。

もう、こういうのが多くて困るんだ。

状況証拠だけは出てくる。

～に出ててこういう役をやってた人とか。

でも名前が．．．

でも、やっぱこれっていいことなんだ。

脚本家とか原作者は喜ぶと思う。

俳優本人もそうだ。

その役の人にしか見てもらいたくないはずだから。

映画はストーリーなんだ。

その世界観だけでいいんだ。

無用なブランドを通り過ぎた場所にこそ本質があるんだ！！

そうだ、いいんだ！これで！！

もう思い出そうとなんかしないぞ～～～～！！！！！！

ぽ～～～～～～～～～～～ん！！

 

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