ファンキーマイキー [感謝]
ジャクソン5はファンキーだった。本人もJBを手本にしていたと語っていた。
そして、 オフザウォールはクインシージョーンズとのディスコティックな成功を収めた。
で、スリラーでそのチームワークは頂点を極めた。
この後はどんどんクインシー自身は参加しなくなり、曲のクオリティーもスリラーのチューンほどではなくなる。
彼のレコード、CDの凄さは、歌は当然として置いておくと、その音質にある。
これは、クインシーファミリーのブルーススエデン Bruce Swedienによるものだ。
はじめてこのスリラーを聴いた時はレンタルレコード屋でCDをテープに録って貰った。
その頃のプレーヤーのせいか、デジタル技術の未熟さか、全く良い音とは感じなかった。単にノイズの無い不思議な音と感じた。
でも、その数年後自分のCDプレーヤーでデンジャラスかなんかを聞いたときにはぶっ飛んだ。
ピークレベルメーターがぴったり0で止まっていたから。
それ以来リミッターでパシっと0で止めることをマイケルしようぜー!とか言ってた時期があった。
ま、今じゃ~みんながそうで、その後のリミッター戦争というかマスタリング戦争(音を大きくCDに突っ込むこと、それによりハデなJPOPのような音になるがメリハリは無くなり単一化する)が始まったワケだが。
おっと、話がそれた。ムーンウォ-クで戻ろう。あ、アレは位置は変わらないんだっけ?いや、戻るか?
そうやって、彼のサウンドは進化していったがファンキーさはジャクソン5から比べると無くなっていった。
実は、個人的に、今度のロンドン公演をキッカケにファンキーマイキーが帰って来るんじゃないかと期待していた。
それは、JBの葬儀で挨拶する彼をYoutubeで見たからかもしれない。
彼がJBファンクの要素を復活させてくれるような、そんな期待をしていた。
その期待は夢に終わった。
でも、ありがとう、天国での復帰コンサートの成功を祈る。
ぽ~~~~~~ん!!!!