自然は気まぐれ??? [疑問]
水の事故、山の事故などが起こると必ず「自然は気まぐれなので要注意」とか「山の天気は変わりやすい」とか言い出す。
その言葉は本当か?
その警告文が取って付けたような安易なものなせいでいつまでたっても同じような事故が繰り返されるんじゃないのか?
まんじゅう>山の天気は変わりやすいだろう?いいじゃないかそれで。
大王>じゃ~、山の天気はいつから「気まぐれ」なの?
まんじゅう>ずぅ~っとそうだってば。
大王>なにと比べて「気まぐれ」なの?
まんじゅう>その辺の平野とかと比べてじゃない?
大王>それって、擬人法だよね。
じゃ~、そういう「ずぅ~~っと気まぐれ」な人と付き合う時ってどうするの?
まんじゅう>いつ気が変わってもいいようにシッカリ準備する!
大王>正解!!
なんだ、いいのかそれで。じゃ~今日はおしまい。
おっと!
だから、そういう風に考えて準備をしてる人はOKだ。
ま、準備しててもダメな時もあるってことは理解しておいてと。
まんじゅう>なにが言いたいの?
大王>あのさ、山は俺たちの、人類よりもずっと長くこの地にあるんだ。
自然だってそうだ。
その自然を相手に「気まぐれ」なんて擬人法の甘い表現を使ってるからいけないんだ!って言いたいの。
まんじゅう>山や自然は「気まぐれ」じゃないの?
大王>うん、そうじゃないの。
宇宙もね。
自分たちの測りで考えてるからそう見えるの。
まんじゅう>う~ん、ちょいと難解。
大王>天気の予測がし難かったりするのは「気まぐれ」のせいじゃないの。
山には山の、川には川の、海には海の、それぞれの動きがあるの。
単に人間がパッと分らないだけ。
山の側に住んでる人には分ったりもするし。
まんじゅう>じゃ~、どう警告すればいいの?
大王>もっと、山の教育をしないとダメってこと。
山の方から考えた行動を取れるようにしないと生存確率を上げる事は出来ないって思うんだ。
まんじゅう>山の側に立ったら「山は気まぐれ」じゃないか...
大王>自然に対して擬人法をあんまり使いたくないけど、同じ生き物だからしょうがないから使うと「気まぐれな人」の側に立って考えるときっとその俺に「気まぐれ」と見える行動が普通だってことだよ。
普通に「天気が変わりやすい」の。
いや、やっぱ擬人はダメだ。
人と人は言葉でコミュニケーションして意見を擦り合わせる能力がある、言葉の通じない相手とはそうはいかない。
まんじゅう>ふ~~ん、なんか分ったような分らないような。
大王>今叫ばれてる「温暖化」ってのもね、世界中の専門家が「アレは普通に気温が上がってるだけ」って言ってたりするわけよ。
なにもCO2がどうのこうのってのじゃないって。
まんじゅう>じゃ~、南極のとか、氷がドンドン溶けてるのは?
大王>別に普通だって言ってるんだ、その人たちは。
毎年のことで、100年前からそうなのに急に騒いでるって。
まんじゅう>うん?ホントか?
大王>ちょっとその議論は深くなるから置いといて、俺が今言いたいのは、「思い上がるな!」ってことなんだ。
人間なんてララララ~~じゃなくて、そんなもんなんだって。
温暖化だって勝手にそうなってるのに人間のせいでCO2がどうのこうので20年後は~度上昇するって言ってるけど、専門家には「そんなに上昇しない、普通に上がってるんだ!」って意見の人たちもいるんだ。
確かに森林伐採も化石燃料をガンガン使うのは良くないけど、少なくても「温暖化」にはそういう意見もあるってことなんだ。
まんじゅう>だから「自然をなめるな」ってことでしょ。
大王>うん、擬人化がそもそも“なめてる”気がするんだ。
そう、話が混乱したけど、その「擬人化表現」ってのはフレンドリー過ぎると思うんだ。
まんじゅう>警告文だもんね。
大王>そういう言い方は何度も山に行ってて、ちゃんと恐ろしさを知ってる人たちには良いけど、そうじゃない一般の人には生やさし過ぎる。
まんじゅう>じゃ~どうすればいいの?その警告文。
大王>「死ぬ気で登れ!」とか「それでも登りますか?」とか、う~ん。
「アナタの寿命は気まぐれ」なんてどうだろう?
今ひとつだな~、なんかその辺を考えて貰わないとそういう事故は減らないと思うんだけどね。
まんじゅう>「死ぬ気で登れ!」だと違う意味で一生懸命になるかも。
大王>そうか、死ぬ気の意味違いか。
ま、兎に角、山とかって老後の趣味にパッと始めるもんじゃないって。
ツアーとかで気軽に行くもんじゃないって。
マラソンだって初めから42,195キロ走る人はいないんだから。
登山用品専門店に行く前にやることはいっぱいあるんだから。
装備を買うと使いたくなるから、その前にちゃんとトレーニングして自分は登れるのか?危険を回避するだけの体力気力があるのか?それを確認してからだって。
まんじゅう>でも、そういう事故も普通で自然なことかも...
大王>なるほど!そういう「気まぐれ」か。
我々をも含めた表現で「自然」と言う言葉を使ってるならそれでいいのか。
「自然は気まぐれ」
う~ん、気まぐれなブログになってしまった、まさしく自然だ。
ぽ~~~~~~ん!!!!
女心と秋の空、くらいにしておけばいいのね。
「死ぬ気で登れ」は確かに意味違いますねアハハ
いくら「登山は死と隣り合わせ」と言ったところで
自信のある人、行きたい人は行っちゃうでしょうね。
若かりし頃山梨の2300mの山登った事ありますが
山頂に立った時の気分、形容しがたい!
気温の上昇は専門家の間でも意見が分かれているようで
素人は全くわかりません。
ともかく資源を大切に使うだけです。
by ekko (2009-08-21 10:02)
大王>私は筑波山、富士山(6合目ちょっと)、高尾山止まりです。2300mを平地から登ったらアナタはもう登山家!!!
どうも氷山が溶ける映像は「油まみれの水鳥」と同じというか、いや、普通に毎年あったことのようですが。意識がエコに向くのは良いことです。エコエコ詐欺にだけは気を付けましょう。
by kaw (2009-08-21 11:11)
失礼、確認してから書くべきでした。(2303mと勘違い)
瑞がき山2230mです(漢字が出せない…)
外から眺めても美しく、登りは岩場に鎖が垂れていたりして無謀でしたが天気に恵まれました。
高尾山、今やミシュランでしたっけ
すっかり人気の山になってTVで見たんですけど
トイレ50分待ちですって。そんなぁ
「油まみれの鳥」、相手はあくまでも悪く、自国は水鳥をも
助ける善の国のアピールですか。
シロクマの生息地域が狭められているのは本当でしょう。
私、しませんからね、“モシモシ、エコですけどぉ”
by ekko (2009-08-21 12:42)
大王>鎖!!!ロッククライミングですか!!素晴らしい!
高尾山がそんなことになってるとですか?あそこは普通に観光整備されてますから山登りではないですが。
そうですか、白熊は旭山動物園が本来の生息地じゃないってことですね。
by kaw (2009-08-22 09:03)