この漢字の思い出 [郷愁]
ちょっと、このニュースの内容とはずれるが、この漢字「睾丸」で思い出したことがある。
そう、アレは丁度最近公開したPVの曲「That's 坂道」が入ってるアルバムの表題曲「夜明け間近のカンツォーネ」を録音した日だった。
そう、その日の午前に俺は生まれて初めて「泌尿器科」を受診したんだ。
その1,2年前から「右横腹」に鈍痛をたまに感じるようになってたが、数日すると治ってた。
が、その回の鈍痛は酷くて、「なんかヤバ~イ」感じがしてた。
その痛みが「右太股」にも広がってた。
俺はネットで調べまくった。
そして、犯人らしき病名に辿り着いた。
「結石」だ。
結石といっても色々ある。
腎結石、尿路結石、etc。
そして、右太股から、そう今日のこの漢字「右睾丸」にまで鈍痛は広がっていった。
「ああ~、これが噂の尿道結石か!」
とりあえず俺は病院は嫌いだからなにか民間療法が無いかを探した。
そしたら「クエン酸水を飲むと石が溶ける」っていう記事を見つけた。
俺は、自慢じゃないがサプリ仙人の異名を持つ男だ。
クエン酸なんか常備してる。
これをペットボトルに溶かして飲みまくった。
シュウ酸?だかなんだかの多いホウレン草は避け、他のサプリも全部止めた。
そうサプリや薬の錠剤ってのはそれを固めるステアリン酸マグネシウムってのが必ず入ってる。
俺の読みだとそれが「結石」の元のような気がした。
ま、そういう訳で数日間は鈍痛を我慢しながら録音作業をしていた。
ところが、ある日から、歩いてるだけでなんか痛みだした。
代表に相談したら「う~~ん、結石だとするとその後に音波でその石を破壊する機械が置いてある病院に行った方がいいんじゃない?」とちょっと離れた病院を勧められた。
「確かにそうだ。」とは思ったが、そんな初めての病院は怖い!ってことで近所のいつもの総合病院に行くことにした。
が、泌尿器科の先生の居る曜日が決まってて確か水曜の午前に行くことになった。
そこの病院は意外と大きな病院なんで受付で問診票というか症状を自分で書いて出すシステムなんだ。
そう、問診票に書く。
つまり、漢字が書けないとカッコ悪い。
俺は出掛けに練習した。
「睾丸 睾丸 睾丸」
「陰嚢 陰嚢 陰嚢」
「尿路結石」「腎臓」
今から考えると「睾丸」一本に絞っておけば良かったとは思うが、その時は少しでも冷静でクレバーな患者だと病院側に思わせるべし!って気持ちが先行してたんだ。
そして、病院に到着し、受付へ。
何列かで並んで書き込む問診票というか受付の紙をもらうんだが、俺の列の担当はスンゴク若くてカワイイ女の子だった!!!!
そこで、俺は何かとっても緊張というかなんというか己が今から書く言葉への羞恥心というというかなんというかで...
全ての、あの練習した全ての漢字が、消えてしまった...
僅かに脳に残っていたのは「結石」という漢字のみ。
その時俺は思った。
「なぜ、そんな難しい漢字を書かなければいけないのだ?」
「単に<右タマが痛い>と書くのではいけないのか?」
「でも、あの受付の女性に対してそれはどうか?」
ま~そんなこんなを考えながら
まんじゅう>長いぞ!!!
大王>えっ?そう?今からが本題なんだけど...
やっぱそうか。
じゃ~続くってことで。
ぽ~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!
コメント 0
コメントの受付は締め切りました