やたらマッサージをしてくれたワケ [生え際瀬戸際]
行きつけの美容院に髪を切りに行ったときの話。
そう、そこは「頭、つまり頭皮が硬くなる=禿げて行く」という持論を展開するオッサン 美容師がやってる場所で、俺はいつも「テッペンが目立たないように、それと痩せて見えるようにお願いします」と注文を出している。
そしたら今回切った後にやたら「頭皮マッサージ」を...
まんじゅう>硬くなってたか!
大王>うん、確かに確実にハゲ進んでる。
でもそれにはワケがあって。
まんじゅう>川の流れのようにだろ!
大王>それを堰き止めるためにミノキシジル5%を使ってたんだけど、実は最近止めてたんだ。
まんじゅう>なんでだよ!また湿疹か?
大王>いや~、なんかな~面倒になってきてな。
それに塗ると代表に「髪型がおかしい」って言われて。
「今、塗らない方が髪型が良いのに未来のことを恐れて今の髪を台無しにしてる」みたいなことを言われて。
まんじゅう>代表がそんな論理的な発言するのか?
大王>いや、ま~こっちでちゃんと解釈するとそういう風なことを言ってたんだ。
まんじゅう>うん、それにも一理あるよな。
大王>そうなんだよ~、塗るとべトっとしてテッペンが潰れるからな。
で、やっぱ、大事なのは「今、この毛を生き生きと生かすことかも?」って日和ってしまったんだ。
まんじゅう>それで薄くなったか!
大王>ああ、俺の髪は今現在、科学の、いや化学の力で生き延びてるものだったんだ!
まんじゅう>それで、美容院のオッサンは少しでも頭皮を柔らかくしようとマッサージしてくれたのか。
大王>肩もこってからそっちも揉んでもらっちゃった~。
でも、今回は割引券を使って普段より格安で切ってもらってるのになんだか悪い気がしてな~。
そんで、帰り道に「あっ!」って気付いたんだ。
オッサン焦ってたんだよ!
まんじゅう>普通気付くよ、そう、お前がこのままドンドン進んでったら“お客が一人消える”んだって。
大王>そうなんだよ、そういえば“かなり一生懸命に血行を良くしよう”としてくれてた。
なんか泣けてきてね~、で、やっぱまたミノキシジル5%を垂らすことにしたよ。
まんじゅう>今を我慢して未来に繋げるのか?
大王>いや、今ももうちょっと工夫してベチョっとしたTOPにドライヤーでも当てて“ふわっと”させるよ。
まんじゅう>そうか!そうやって生きるんだな!
大王>「生きる」と「生やす」は同意語だ!<生え際瀬戸際>
まんじゅう>あっ、ライブ動画はこちら→生え際瀬戸際ライブ(喋りが長いです。)
大王>長く太く生きましょう!!!
ぽ~~~~~~~~ん!!!!
“今”をとるか“先”をとるか、ざっつざくえすちょん
美容院のオーナーも考えた結果、先のために
今、大サービスしたんでしょうね。
まんじゅうの、代表がそんな論理的な~の呟きが笑わせる。そうなんですか?
by ekko (2011-01-08 11:53)
大王)マハリシ・ヨギとかいうインドの偉そうな人の名言で「両方取れ!」っていうのがありまして。
美容院のオーナーは「オッサン」ですから、論理的に実益を追求したと。
女性の「御言葉使い」にはいつも脱帽します。
本人はそうとは気付かずにトンでもない哲学的考察をするんです、はい。
「勘が強い」からでしょうか。
by kaw (2011-01-11 01:07)