外飼いへの未練 [猫博士太郎]
俺が猫好きになったのは「まんじゅう」のお陰というか、せいである。
ヤツは外からやって来て、外で段々距離を縮め、半分くらいは中にいるようになって、外で死のうとしたが、諦めて、中で逝ってくれた。
たった、2年と10ヶ月??3年にも満たない月日だった。
そして、ヤツが居なくなった後に、どうにも耐えられなくなったころ、「ねぇ~一匹くらい持っていかない?」って話しかけて来た神社裏のお婆ちゃんの誘惑に負け、今、2歳の「まつり」が居る。
本当は元来の日本猫の飼い方をしたかった。
が、「まんじゅう」の死因の腎臓病ともちろん猫エイズ、そして車に轢かれるリスク、そして隣家への粗相、どうやら現代の猫は室内飼いが基本らしい。
いや、まんじゅう時代もそうだったのかもしれない、が、あくまでも外からやって来てくれる猫と暮らすというスタンスを守りたかった。
ヤツに余計なストレスを掛けたくなかった。
ああ、あと一年元気だったらそういう方向へ行けたかもしれない。
そう、だんだん交通事故というか轢かれてペシャンコが心配になってた。
俺は栃木の墓に行って帰ってくるまでに毎回必ず2匹の猫だったペシャンコに遭遇してる。
ま、そういう訳で、神社から頂いて来たNewCatは1年間はじっと家の中に閉じ込めてきた。
が、1年過ぎてからは紐付きで庭に出している。
その方が、その出している窓、そこ以外からの脱走防止になっている。
そして、案外、自分から戻ってくる。
コレは、テリトリーはあくまでも家の方ということになったからだと思う。
ま、本当は、今でも自由にしたい。
あっ、よく観に行くブログで庭全体にフェンスを巡らして猫を放っている家も。
そういえば、俺がよく観に行く猫ブログは田舎で外飼いが多いかも。
でも、そこの隣りの猫が、車に轢かれてた。
う~~~~~~ん、ま~しょうがないとは思う。
今でも夜中に「まんじゅう」にやられてた、入る~~!出る~~~!ってので窓の開け閉めによる安眠妨害が恋しいのかも。
そして、猫の室内飼いが、果たして、大丈夫なのか?と不安にもなる。
が、「まんじゅう」に出会うまで、ペットというのは人間のエゴにしか過ぎないと思ってた。
いや、いまもそう思うが、そのエゴとも上手くやらないで何が人生だ?とも思う。
たぶん、この答えに正解はない。
ただ、不幸な野良猫を減らすには、室内飼いが良いとは思う。
実際、「まんじゅう」は避妊手術を受けていたが、たぶん、その辺にご家族も居るだろう。
ああ、正直、「まんじゅう」との関係みたいなのを望んでいる。
と、同時に、ああいう別れは...
今なら、今くらいの猫力があったなら、ウチに上がって半年くらいで徐々に...
ああ、言ってもせんないか。
その点、「まつり」の関しては、ま、上々の滑り出しだ。
ただ、最近、一匹で寂しくないのか?と、変な気が起こってきた。
あの時、無理してでも(俺はまだ猫を迎える気分じゃなかった)2匹貰ってれば?とかも思う今日この頃。
どうやら、猫はどんどん可愛くなる、1年過ぎくらいから、そして毎日どんどん。
やっぱ、車の危険なんかとんでもないか!
ぽ~~~~~~ん!!!!
>1匹くらい持っていかない?
楽しくて笑っちゃいました。迎える気持は無かったにせよ、顔にはきっと“欲しい”って書いてあったのでしょう。
私も未練たらたらですよ。本来は自由な生き物だから
好きにさせてやりたい。でも時代が、環境が…
猫の島とか、街ぐるみで猫に優しい場所とかで猫や犬に自然に関わりながら暮らし最期を迎える、これが夢
まつりちゃんの気持聞いてみたい。相棒が欲しい?
by ekko (2011-08-19 19:19)
大王)「欲しい」というかそのお婆ちゃんと私が話してる脇で「まつり兄弟達」を追い掛け回してた代表...
ですね~車の危険とか、犬猫嫌いな人とか。
あっ、チェルノブイリの傍は動物パラダイスだそうです。
もし、YESなら...Noだともっと可哀想かな。
by kaw (2011-08-19 20:59)