奴隷契約 [猫博士太郎]
オレは猫との奴隷契約書にサインしてしまったようだ。
まんじゅう>なに!猫を何だと思ってる!
大王>だから、オレが奴隷なの!
まんじゅう>あっ、じゃ~いいよ、OK。
大王>前に仕えた、初めてのご主人様もキツかった。
毎回、窓を開けて、出たいときに外にお見送りし、入りたい時にキチっとお迎えしてた。
そういえば、この季節でも窓を開けっぱなして厚着をして寝たっけ。
今度の御主人様は、「遊べ!」 が激しい。
まんじゅう>そして、お前が得るものは~~~
大王>幸せ。
ぽ~~~~~~~ん!!!!
猫は共に暮らすもの [猫博士太郎]
ここ5,6年で気付いた。
猫は眺めてるものではない。
一緒に暮らすものである。
たしかにそれまでは俺、ペットを飼うのは人間のエゴだと感じてた。
でも、縁あって、一匹の猫と暮らして分った。
そんな単純なことじゃにゃい!
いや、もっと単純なことだった。
外で会う猫と、共に暮らす猫とでは表情が違う。
ま、二匹目を躊躇してた時に、あの、神社の裏に住むおバァちゃんが「一匹でもいいからもってってくれな~い?」ってのが無かったらこういう偉そうなことも言えないけど。
なんていうのかな~、もし、ちょっと、その気があったら、ビシっと!覚悟を決めて貰ってみないか?
俺みたいに子猫が生まれて貰い手を捜してる人を探さなくてもいいんだ。
ここにきっと貴方を、貴方の日々を豊かにしてくれるニャンコがいる!→
俺は2匹目との暮らしでその点に引っ掛かってたが、もう、ふっきれた。
それはそれで、いいんだと思えるようになって来た。
やはり今度は長く一緒に暮らしたいから。
いや、期間の問題じゃないかもしれない。
そう、最初の猫は成猫、野良だか地域猫だかだったし、歳も食ってた。
でも、与えられたものは膨大だ。
うん、もし、誰かに背中を押してもらいたかったら、これを読んで運命だと感じてもらえたら幸いだ。
ぽ~~~~~~~~~ん!!!!
猫は家に付く [猫博士太郎]
「犬は人に付く、猫は家に付く」って言われてる。
最近、その「猫は家に付く」ってのを確認した。
そう、家、つまり、猫は場所に付く。
最近、「まつり」が、あっ、春前に俺の布団で寝てたウチのイエネコ「まつり」を代表が猫泥棒して自分の布団に入れて以来、ずっと彼女の布団で寝てる。
この冬までヤツは「人間の左側で寝る」という習慣があった。
しかも窓際の方が安心らしく、俺の布団で寝てた。
が、その猫泥棒事件以来は代表の左側で寝るようになってしまった。
代表曰く「猫が真ん中にいるんだからその方がお互いに見えるからいいじゃない!」ってことなんだが、どうも俺としては、同じ布団で寝たい。
そこで、一回場所を替わって貰った。
すると、まつりは俺の布団で、左側で寝た!!!
てっきり、俺よりも代表が好きでそうなったのかと思ってたが、まんざらそれだけではないみたいだ。
猫は場所に付く!!!
まんじゅう>嫌々オマエと寝てたんじゃないか?
大王>そういえばオマエは俺とは寝なかったな。
あっ、足を枕にはしてくれてたか。
まんじゅう>やっぱ、猫も人に付くんじゃないか?
大王>ま、そうかもしれない。
今も仕事中の代表の机に鎮座してらっしゃるからな。
ぽ~~~~~~~~ん!!!!
悔しくなんかないも~~~ん!
外飼いへの未練 [猫博士太郎]
俺が猫好きになったのは「まんじゅう」のお陰というか、せいである。
ヤツは外からやって来て、外で段々距離を縮め、半分くらいは中にいるようになって、外で死のうとしたが、諦めて、中で逝ってくれた。
たった、2年と10ヶ月??3年にも満たない月日だった。
そして、ヤツが居なくなった後に、どうにも耐えられなくなったころ、「ねぇ~一匹くらい持っていかない?」って話しかけて来た神社裏のお婆ちゃんの誘惑に負け、今、2歳の「まつり」が居る。
本当は元来の日本猫の飼い方をしたかった。
が、「まんじゅう」の死因の腎臓病ともちろん猫エイズ、そして車に轢かれるリスク、そして隣家への粗相、どうやら現代の猫は室内飼いが基本らしい。
いや、まんじゅう時代もそうだったのかもしれない、が、あくまでも外からやって来てくれる猫と暮らすというスタンスを守りたかった。
ヤツに余計なストレスを掛けたくなかった。
ああ、あと一年元気だったらそういう方向へ行けたかもしれない。
そう、だんだん交通事故というか轢かれてペシャンコが心配になってた。
俺は栃木の墓に行って帰ってくるまでに毎回必ず2匹の猫だったペシャンコに遭遇してる。
ま、そういう訳で、神社から頂いて来たNewCatは1年間はじっと家の中に閉じ込めてきた。
が、1年過ぎてからは紐付きで庭に出している。
その方が、その出している窓、そこ以外からの脱走防止になっている。
そして、案外、自分から戻ってくる。
コレは、テリトリーはあくまでも家の方ということになったからだと思う。
ま、本当は、今でも自由にしたい。
あっ、よく観に行くブログで庭全体にフェンスを巡らして猫を放っている家も。
そういえば、俺がよく観に行く猫ブログは田舎で外飼いが多いかも。
でも、そこの隣りの猫が、車に轢かれてた。
う~~~~~~ん、ま~しょうがないとは思う。
今でも夜中に「まんじゅう」にやられてた、入る~~!出る~~~!ってので窓の開け閉めによる安眠妨害が恋しいのかも。
そして、猫の室内飼いが、果たして、大丈夫なのか?と不安にもなる。
が、「まんじゅう」に出会うまで、ペットというのは人間のエゴにしか過ぎないと思ってた。
いや、いまもそう思うが、そのエゴとも上手くやらないで何が人生だ?とも思う。
たぶん、この答えに正解はない。
ただ、不幸な野良猫を減らすには、室内飼いが良いとは思う。
実際、「まんじゅう」は避妊手術を受けていたが、たぶん、その辺にご家族も居るだろう。
ああ、正直、「まんじゅう」との関係みたいなのを望んでいる。
と、同時に、ああいう別れは...
今なら、今くらいの猫力があったなら、ウチに上がって半年くらいで徐々に...
ああ、言ってもせんないか。
その点、「まつり」の関しては、ま、上々の滑り出しだ。
ただ、最近、一匹で寂しくないのか?と、変な気が起こってきた。
あの時、無理してでも(俺はまだ猫を迎える気分じゃなかった)2匹貰ってれば?とかも思う今日この頃。
どうやら、猫はどんどん可愛くなる、1年過ぎくらいから、そして毎日どんどん。
やっぱ、車の危険なんかとんでもないか!
ぽ~~~~~~ん!!!!
猫には居て頂いてるんだ [猫博士太郎]
最近凄く感じてる。
「猫は飼ってるんじゃない!居て頂いてるんだ!」って。
まんじゅう>なかなか分かって来たじゃないか。
大王>ああ、全ては「まんじゅう(リアル)」のお陰だ。
そう、 アイツには毎日「来て頂いた」、そして「居ていただいた」りもした。
そして「お見送りさせて頂いた」。
そして、未だ続く「喪失感を頂き」、たまらなくなって「子猫を頂いた」りさせてもらった。
人が見てない時の猫 [猫博士太郎]
天文学かなんかの本で「本当の意味では実験というものは成り立たない、観察者がその行為によって何がしかの影響を与えてしまうからである。」という文章を読んだことがある。
そう、たとえば部屋の温度を測ろうとしてその部屋に温度計を持った人が入ったらその人の体温が関係してしまう。
たとえビデオカメラを設置したとしてもその機器の発する熱が加味される。
そのカメラを収める箱を作ったら部屋の容量が変化する。
壁にガラスを仕込んだら材質がetcetc~~~。
そう、己(観察者)が影響を与えずに観察するということは不可能だそうだ。
でも、俺は見てしまった。
あの「猫顔ポスター」 [猫博士太郎]
まんじゅう>あっ、千葉の「猫グッズ博物館」にあったヤツだ!!!
大王>ああ、これっててっきり“お上”が作ってるんだと思ってたら個人が作ってたんだ。
そんでその後に “お上”もこんなの
作ったんだって。(ここでダウンロードできます。)
まんじゅう>ふ~ん、民間の方がスピーディーだったんだ。
大王>ああ、そんで今回そのポスターの作者が「動物虐待・遺棄防止の啓発バナー」としてweb上で配布してるって気付いたんだ。<ココです>
そこの「うちのこバージョン」ってのでこんなのにしてみた。
まんじゅう>あっ、俺のガンマン姿だ!!!
大王>ああ、ウチの「荒野のやせガマンMAN」のジャケットとコラボしてみた。
まんじゅう>悪党退治はやっぱ保安官の仕事だな!!!(シェリフバッチ付けてます。)
我慢も限界だ!!!
大王>子猫の季節だからね。
どうか捨てずに里親を探してください。
そして避妊去勢も忘れずに。
まんじゅう>猫殺処分20万の殆んどが子猫です。
よろしくお願いします。
ぽ~~~~~~~~~~ん!!!!!!!
長寿猫の秘密 [猫博士太郎]
ま、そんなワケで、まんじゅうの後のまつりは長寿を目指すことになった。
「陶磁器の水飲み器」については自信がある!
そして「人間の食べ物はNG」ってのも常識らしい。
で、その後1年俺が独自に調査をしてもう一つ、長寿の猫達の共通点に気付いた。