文明批判は簡単だ [ちょっとしたこと]
よくある論調に「昔は良かった」とか「本当に我々は豊かになったのであろうか?」ってのがある。
「電話は確かに便利だ。
しかし、本当に必要なのか?
無かったときの方が良かったと考える事は出来ないか?
手紙しか無い時代に恋人同士がラブレターのやり取りをする。
書いてから返事が来るまでアレヤコレヤを考える。
なんてロマンティックだったんだ。」
とか、
「洗濯機がなかった時代、女性たちは何時間もかけて洗濯していた。
それが洗濯機、乾燥機が出来て時間が余って余暇を持て余してる。
そして、奥さんたちとの見え張り合戦をして鬱病になってる。
それでも幸せになったといえるのか?」
こんな感じの論調だ。
つまり、文明は確かに我々を便利にしてくれた。
しかし、そんなものは余計なんじゃないか?そこまで言わなくても過剰なんじゃないか?
こういう感じだ。
確かに経済活動を優先させすぎて本末転倒的な事象があることは認める。
だが、あまりに自虐的になる必要は無いと思う。
「昔は良かった」「俺らの育った時代はシンプルだった」「これからは難しい時代」「負の遺産を作った」
ハァー?
確かにその論調でなら幾らでも書ける。
でも、そんな後ろ向きな考えばっかりしてもしょうがない。
俺らがガキの頃も親たちの世代は同じことを言ってたのを忘れたのか。
そんなシンプルになりたかったら原始人の暮らしをしてから言え。
便利になったことを批判しても始まらないだろ。
しかも「ブログ」という便利な道具を使って。
壁新聞かノロシで言え。
さっきの電話が手紙の良さをダメにしたって言うなら、手紙は「実際の逢引」をダメにしたんだ。
結局すべての道具を捨てる事になるんだ。その論調は。
おっと遺憾。
そういう極端なことじゃなくて、「どうにかする」っていう希望的な見方を大切にしたいって話なんだ今日は。
地球温暖化。
確かに深刻だ。
今ここにある危機だ。
でもね、暖かいって事は暖房が少なくて済むんでしょ。
そうすると二酸化炭素排出量が減る。
これは地球の治癒行為かもしれないぞ。
極地の氷が溶けるのはヤバイけど、そのうち元に戻るって事だよね。
人間の土地が減るって事に対処すればいいんだ。
マラリヤも怖いね。
でも、いまも南国に行けばいるんだよねマラリヤ蚊。
なんとかなるだろうって考えられないか?
もっと言うとね、今のこの経済優先の仕組みを逆に利用するんだ。
京都議定書の方向だね。
CO2の排出量を「金銭」に上手く換算するんだ。
そうすれば、現代の錬金術師=科学者が何か良い物を発明するはずだ。
空気をキレイにする装置を。
メガ光合成植物かもしれない。
ね、二酸化炭素を上手く減らすとその分儲かる仕組みを作るんだ。
環境問題だってそれが企業イメージにプラスになるって動きになってからでしょ、みんな騒ぎ出したのは。
とっくに言われてた事だよ、1960年代から。
だけど危機感を持つことは大事だね。
つまりブームになればそっちへの動きが加速されるからね。
だから後悔するより「リカバリー」しようよってことなんだ。
ハサミは使いようだから、昨日の敵は今日の味方って考えようよ。
文明は、テクノロジーは我々に大いなる可能性、チャンスを与えてくれたんだ。
地球温暖化も何かのチャンスだと考える事も出来るんだ。
新しい経済観念を生み出すための。
何百年もかけて我々は幸せの数値化に挑戦してるのかもしれない。
もとい。
だから、悲観して、郷愁に逃げるのはよそうよ。
大丈夫、俺らは、俺らの子供たちは、そんなにバカじゃない。
80年代、核戦争はかなり現実味を帯びてたが今日まで回避してるじゃないか。
難しい時代なんて言葉はナンセンスだ。
じゃー難しくない時代なんてあったか?
おっとまた批判的な言葉遣いになった。
だから、俺が言いたいことは、俺たちは成熟してきたって言いたいんだ。
情報の共有化が一気に進んで今までよりも解決能力も増しているんだ。
まーそんな感じ。
どっかのブログとかで2、3個悲観的なのを読んだからこんな事書いた。
しかも、賛同者が多かったからそれらの文章に。
躁だぜ、大王。それが、真の世界和平共存への小路だぜ!
空中元素固定装置をハニーに着想した永井氏、
コスモクリーナーを取りに行った沖田艦長とヤマトの諸君、
君たちは偉大だ。
我らskb goodsは、その意志を引き継ぐぜ。
by デスラー・ジョイナス修 (2007-05-05 10:39)
大王)ブルーズを歌いながらね。
by kaw (2007-05-05 10:55)