唯我独尊な俺

これもまた「勘違い平行棒」なことなんだけど．．．

楽器屋で

主目的は、代表の、彼女の弾き方にあったとっても高価なギターを試奏に楽器屋巡りをしたんだけど、当然まだ買うとかの段階じゃないんで俺も店で今まで自分が使ったことのないタイプのベースを触ってみようとした。

フレットレスベースって言うんだ。

ウッドベース＝コントラバスやヴァイオリンのようにフレット＝弦を押し付ける金属部品がないタイプのベースギターを弾いてみようとしたときのこと。

店員さんに「これ音出したいんで」って言って頼んだ。

その店員はなにやら一度アンプに挿してちょっとしてからまた線を抜いて奥のほうに行った。

待つ事数分、奥から出てきて再びアンプに挿して俺に「どうぞ」。

若い女の子だったからとっても頼りない感じだった。

俺は、果たしてフレットレスを弾く事が出来るのか？を確かめたくてウズウズしてた。

もちろんシッカリ緊張していた。

いつもベースを弾くときのように、そして普段弾く中でもカッコいいと思ってるフレーズを弾いてみた。

？？？？？？？？

ぜんぜん思ってもみない音程が～～～～。

フレットレス恐るべし！！

まったく違う音階だ！！

と思って自分の手元を見ると、一番近い弦がやたら細い！！

な～んだ、細い弦を間違って張ってるじゃないか！！

新入社員か！！

さては奥に引っ込んで新しい弦を張ったんだな。

全くもう！

逆！反対だってば！！

その店員に向かって俺は叫んだ「弦が逆ですよ～！！」

これじゃ弾きたくても弾けないじゃな～い！ってな感じで手を挙げてアピール！！

そこで代表が横に来て「左利き用なんじゃない？」って俺に言った。

 

そうか！！！！！！！

しまった～～～！！！！

切羽詰ってトイレを探したときに女性用トイレを何の迷いもなく「大便専用」と勘違いした若き日の己に思いをはせた．．．

そしてなにを取り繕おうとしたのか知らないがとっさに俺は「あ～すみません！！」って謝って左手で弾こうとした！！

弾ける訳がない．．．

真っ赤になりながら店員に右利き用のを頼んだ。

店員も一言「左用ですがいいですか？」とか聞けって！！

もう～～～～～～～～

あ～恥ずかしかった。

でも、思ってたよりフレットレスって鳴るね～。

ジャコサウンドだよ！！（ジャコパストリアスという有名なベーシストの愛称、まんま。）

でも、ウォーキングパターン弾いたら思いっきり音痴だった。（フレットがないんで音程は自分が押さえた場所で決まる。）

う～ん、早めに仕込んで置きたいな～。

やっぱ、マイペースなのかな俺。

とりあえず唯我独尊って言っておこう！！

ぽ～～～～～～ん！！！