にゃん問答

ある日、まんじゅう（ウチによく来る野良猫）が俺に話しかけてきた。

ま、実際は俺の心の声だとは思うが．．．

お前ら人間は「めんどくさそうだなー」

俺「うん、我輩は人であるからなー」

まんじゅう「ふ～ん」

そうなんだ、こいつを観察してるといかに人とは「めんどくさい」かに気付く。

まんじゅうは怖い時は怖い、甘える時は甘える、痒い時には掻く！

全てハッキリしている。

躊躇がないんだ。

我慢もしないし、虚勢もはらない。

言葉ではこうは言ってるが本心は～とかは絶対にない。

自分を偽る心配も無ければ見抜く心配も無い。

お釈迦さんよりキリストさんより凄いんじゃないかとさえ思う事がある。

ゲーテもソクラテスも養老猛さんらも超えられない「バカの壁」をスゥーっと軽くまたいでる気がする。

服装に迷う事も無い。

言動に注意もしない。

そうだ、ジョンレノンさんの「イマジン」って歌を一言で俺は言える。

「想像してごらん、猫になった自分を」

２小節でＯＫだ！？

俺もワタリドリを自由のシンボルにしたし、free as a bird　とか色んな歌詞でも何かと「鳥＝自由」になってるけどやっぱり王者は猫だね。

しかも野良で適度に人間と触れ合ってる奴らだ。

そこで最後にまんじゅうに訊いてみた。

「自由でいいなー、秘訣を教えろ」

まんじゅう「自由って言葉を使ったらそこに自由はない」

そんな感じの顔をした。

＜写真は言葉を超え何かを伝えてくれる、開放のポーズ？の「まんじゅう」＞

コメント 2

ヘイ、マンじゆう！使ってやる、じゆうもあるぜ！
by ジョイナス修 (2007-03-20 22:44) 

大王）そうだね。そこが言葉を持つ種族と持たない種族の違いだね。
by kaw (2007-03-21 08:08)