猫と暮らしたい貴方へ!! [猫博士太郎]
今日は「猫と暮らそう!」と決意したが、まだそのパートナーが未定の人たちへの進言。
まんじゅう>おい、その前に「いかに猫は素晴らしいか」をアピールするんじゃないのか?
大王>いや、それはチラホラやってるし、そのうちバ~ン!とやるけど、その前に今現在「猫欲しいな~」って思ってる人たちにお願いがあるんだって。
>里親募集してる猫を貰ってください。
純血種に拘るのであれば、どうしても~が欲しい!って決まってる場合は、残念ながらペットショップで買うしかないでしょう。
が、もし、そうではなくて「カワイイ猫と!」とか「元気な猫」「落ち着いた猫」とかでしたら是非里親募集サイト「いつでも里親募集」やその他ボランティアさんたちのサイト、それか近所の動物病院の張り紙等で探してみてください。
自分の数少ない経験で言いますと、雑種で外猫(野良)経験ありで成猫、これがオススメです。
まんじゅう>ところでそういうボランティアさんが保護した成猫がなんでいいの?
大王>あっ、それはまた今度書こうと思ってたんだけど、ま、簡単に言うとね、そういう猫は「飼いやすい」んだ。(ウチがなぜ子猫を貰ったかはまた別の機会に、本当は成猫希望でした。)
つまり、多分飼われてた猫が捨てられたから人間に懐いてる。
というか、人間に恐怖心がないからこそ優先的に里親探しをしてるんだそういう猫は。
まんじゅう>うん?
大王>ウチに居ついた猫「まんじゅう」だって触らせてくれるようになるまで数ヶ月、それからまた時間をかけてやっと部屋に入ったんだ。
まんじゅう>だったな、そんな一見さんの人間なんて信用できないもんな、エサは欲しいけどな。
大王>そう、それが野良で生きていくために必要なことなんだ。
人間への警戒心、これがないと危ないんだ。
まんじゅう>そうか、その警戒心は一緒に暮らす時には逆に邪魔だね。
大王>そう、だからね、そういう素晴らしく家猫に向いてる猫が待ってるんだよ、貴方を!!!
まんじゅう>そうだよね~何百匹も猫を見て来た専門家のオススメだもんね。
大王>そうだよ、獣医は病院に来た猫には詳しいけどね、元気に外を走り回ってる猫本来の生態や行動、個々の性格なんてものはそういうボランティアさんが一番知ってる筈だ。
毎日見ていろいろ考えてるんだから。
だからもう、ペットショップで猫を買うってのは時代に合わないし非合理的だと思うんだ。
そういう純血種ってのの母猫は、檻に閉じ込められて年間何匹も産まされて...って話を聞いたし。
まんじゅう>そうだね、年間20万匹が処分されてるんだよね、猫...
なのに、更に人の手で増やすってのは変だよね。
大王>うん、サンマの養殖なんてしないだろ。
あっ、変な喩えだな、要するに「足りてる」の!
20万匹オーヴァーなの、年間。
まんじゅう>よし、すぐに20万人の里親を探そう!!!
大王>うん!1年でだぞ!急げ!
って、だからもう増えないようにしないとダメなんだ。
食べもしないのに殺すんだよ、犬猫を食べる民族の人たちを残酷だ!なんて非難する資格あるのか?
ベッカムはイギリス人だから非難する資格があったんだよ。
まんじゅう>食料にしてる方がまだ残酷じゃない!...そうかもね。
大王>おっと、いけね~、皮肉はこの辺にしとかないとダメダメ。
だから、猫は雑種で去勢&避妊して一緒に暮らしましょう!って話なんだよ。
残念ながら今、現代はそうして減らしていく努力をする時期なんだよ。
まんじゅう>だから猫はそういう活動をしてる人たちから貰え!ってことだね。
大王>うん!是非!
それと、今は別に飼う気はないって人たちにも現状を知って欲しい。
そして身近な人が「猫飼いたいな~」って言ってたら、PLEASE、里親になることを勧めて欲しい。
まんじゅう>うん、自分の出来ることからやれば良いんだね。
大王>うん、もちろん子猫だっていい!殺処分されるまえに~1匹だけでもいい!
是非、今から猫と暮らそうと思ってる人は里親になってください。
貰う場所によっては「トライヤル」という期間を設けてくれるとこもあります。
是非ご利用ください。
ぽ~~~~~ん!!!!