保護猫ジレンマ [猫博士太郎]
そういう訳で、全ては後の祭りだが愛猫「まんじゅう」を亡くして今日まで俺は色々な資料を集めて猫について学んだ。
そして、ついに子猫を保護するにいたった!
まんじゅう>どうして保護猫なんだ?いいじゃないか普通に「ウチの猫」で。
大王>ま、詳しく話すと長い話なんだが、簡単に言うとその保護した日に俺は代表に言ったんだ、「まだ俺は猫と暮らす勇気は無い」って。
そしたら代表はウキウキと捕獲器をダンボールで作りながら「だって昨日は触れもしなかったんだから、この箱にだんだん馴れさせてまだまだ捕まえれるのは先の話だって!」って言ったんだ。
まんじゅう>それって神社の裏のおばぁさんに「貰ってくれない?」って頼まれた次の日だよね。
大王>うん、そして、「もし俺がどうしても新しい猫がダメだったら里親を探せばいいじゃないか」って話でまとまって神社に行ったら...
親子で居るんだよ。
ヒョイって2匹捕まえちゃった...俺...
昨日は触らせてもくれなかったのに。
俺>「代表~!どうする???」
代表>「えっ?捕まえれたの???」
まんじゅう>代表お手製の捕獲器は出番なしか!<もったいないBlues(Part1)>
大王>うん、「一週間くらいは仲良くなるのに掛かる」って言ってたんだぜ代表。
まんじゅう>お前、はめられたんじゃないか?
大王>そうかもしれないが、代表も驚いていた。
ま、そうして、明らかにメスである三毛を連れ帰ったんだ。
これもね、切なかったね、出来たら全員保護したいって思ったけど、それは無理だし...
代表は「母猫を取るか?子猫にするか?」を最後まで悩んでいた。
まんじゅう>子猫は貰い手あるからね~。
大王>ま~ね~、でも、やっぱり最後は自分たちのエゴに素直に従うことにしたんだ。(今度は少しでも長く一緒に居たい)
あっ、その後少し経ってその神社に行ったらね、もう子猫は一匹しか居なかった!やっぱ子猫は拾われるんだね。
まんじゅう>ま、一匹でも野良にならないようにしたんだからOKって考えるしかないんじゃない?
大王>ま~ね~、それはそうとしても俺にはまだまだ沢山越えなければいけないハードルが...
まんじゅう>「完全室内飼い」だろ。
大王>そうなんだ。
「まんじゅう」は所謂「地域猫」というか野良というか避妊してあったから捨て猫かもしれないけど、とにかくその辺りを自由に生きていた猫だった。
そいつが、俺たちに馴れてくれて、ヤツのテリトリーの一部としてウチに居たんだ。
つまり、内外自由猫。
でも、もともとがウチの猫じゃないから飼ってる猫を外にも自由に放し飼いしてたのとは意味合いが違う。
どちらかというと「自由にウチに入れていた猫」ってニュアンスなんだ。
まんじゅう>ま、他所様からみたら同じだろうけどね、「外に自由に出してる猫」と。
でも本当はだいぶ違うよね、意味合いが。
大王>でも、俺にとってはそのことが凄く嬉しいことだったんだ。
「来てくれる」「来て頂いてる」
“ヤツの判断で”ウチに居るワケで音とか出してちょっと居心地が悪いとすぐに外に逃げられるんだ。
まんじゅう>でも、その保護猫「まつり」は違う。
大王>うん、「まつり」は出られない。
本人がウチを選んでもいない。
人間の食べ物は与えない。
着色料&保存料が入ったフードもNG。
猫博士として学んだからね。
まんじゅう>カニカマとかアタリメ、モンプチのドライフードもダメか!!!
大王>うん、「まんじゅう」の好物は全部ダメってこと。
なんかね~、ちょっと罪悪感が。
俺がヒョイって捕まえちゃったばっかりに。
でも、色々勉強したからね、今度この猫を外に出すってことは意味が違うし。
いくら猫に寛大な地域でもね~、「まんじゅう」はいつも隣の花壇でシッコしてたようだし。
まんじゅう>う~ん、辛いな~、猫博士としてはワクチンも打ったんだろ。
大王>うん!外に出すなら5種の方が良いんだけど違うリスクもあるから3種をね。
そして運動不足にならないように「猫タワー」を買っただ!
まんじゅう>そこまでして「保護猫」言うか!!!
大王>いやいや、避妊するまでは手元に置いとかなきゃね、それまで運動不足になったら大変だし。
でも、やっぱ、最初にウチに来た日は泣いたよ俺。
「まんじゅう~~~~」って言って。
その後もやっぱ見てるだけで涙が出てくるから「辛くて無理かも知れない」って代表に言った。
まんじゅう>やっぱダメだね~男は。
未練がましいというか、女々しいというか。<「荒野のやせガマンMAN」>
大王>ま~そういう訳で保護猫なんだ、まだ。
まんじゅう>じゃ~避妊してから里親探しするのか?
大王>ううんん...もう約1名馴れてしまった人間がいるからな~。
でもね、俺がどうしてもその「完全室内飼い」のジレンマに耐えられなくなったら代表にお願いするかもしれない。
それか、ご近所に挨拶回りして外に出すかも。
あっ、ウチに面した道路に標識を立てないと!!!「猫の飛び出しに注意!!」って絵を描いて!!
後は近所の野良猫全員の血液検査~~~!!!!
あぁぁぁぁぁぁ~!!!!
「まんじゅう」が生きてればこんなことには~~~~!!!
まんじゅう>業だな、というかGOだね。
大王>あっ、そういえば猫博士として調べた中で変なオカルトもあったっけ。
「写真を撮りすぎると早死にする!」
まんじゅうはブログやってたからな~...今度はなかなか写真を撮れないじゃないか!
ま、それに室内飼いのブログってのは山ほどあるからな~。
「まつりと御祭り」とか「今日も御祭り騒ぎ」とか「猫の御祭り騒ぎ」とかタイトルだけは考えたんだけどなかなかGOできない。
まんじゅう>「永遠の保護猫」ってのは?
大王>いいね~、「保護してかれこれ20年」って記事を書きたいな~。
ま、あとはジレンマとどう付き合うかだね。
紐つけて散歩ってのは賛否両論あるし。ブツブツ...
まんじゅう>猫博士太郎の研究はまだまだ続く~~~~!!!<マンジュールボンジュール>
ぽ~~~~~~~ん!!!!
まんじゅうに“教育されて”猫使いの匂いがつき
仔猫ゲットに繋がりましたか。
あまりにもまんじゅうの面影に浸りすぎて
サメザメしてる大王さま想像できます。
ず~っと“保護猫”でもいいからあまり肩に力入れず
ゆ~ったり猫との生活をまた、送れるといいなと思います。
まんじゅうはここに生きているし。
写真撮りすぎて~と言う事は絶対関係ありません。
うちのジィ、来月19歳になります、祝!
by ekko (2009-09-14 10:05)
大王)「まんじゅう」ロス後は近所の猫場という猫場を彷徨いました。
猫博士号取得にチャレンジ中ですので「まつり」は医学的には超健康~!!時々歯磨きも!!
19歳~~~!!!メデタイ!!隣りのミーちゃんも一時は痩せて夏越しも危なそうでしたが復活して太ってます。10歳越えた猫には何かマークを付けて外を自由に歩かせて、周りの人間は何されても文句を言わない!ってマニフェストはどうでしょう?
by kaw (2009-09-14 19:12)